企業情報

ごあいさつ

「地域を興し、ともに成長・発展する銀行」

 皆さまには、平素より筑邦銀行をご利用、お引き立ていただき、誠にありがとうございます。

 昨年度のわが国経済は、政府の経済対策などから企業収益は底堅い動きを示し、雇用情勢も改善するなど緩やかな回復が続いていましたが、年度末にかけ新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、景気が大幅に下押しされ厳しい状況となりました。また、海外経済も米国、中国および欧州などで軒並み経済活動が抑制され急速に景気が減速、先行きへの警戒感が強まりました。

 当行の営業基盤である福岡県内の経済も、全体的には緩やかな拡大基調にありましたが、年度末にかけ急速にスローダウンし、海外景気の下振れリスクも増大したことなどから、厳しい見方が広がりました。

 

 新型コロナウイルス感染症による地域経済、社会への打撃は極めて厳しいものとなっております。その影響は宿泊業、飲食業をはじめとしてあらゆる業種に及んでおります。この危機を乗り越えるべく、地銀としてできる限りのご支援をいたす所存であり、緊急融資については既に積極的な対応を実施済です。今回の感染症との戦いは長期戦が想定されております。当行はお客さまと職員の健康・安全を最優先に感染拡大防止に取組むとともに、お客さまの資金決済、事業資金やローンのお借入や返済に関するご支援など、あらゆるご相談に応じながら金融サービスの提供を続けてまいります。

 

 こうした環境下、地銀自体もビジネスモデルの転換を余儀なくされております。本年1月には、先進的な技術や専門的な知見を有する企業等とのアライアンス強化により新たなビジネスモデルを構築せんと、インターネット金融大手のSBIホールディングスと資本業務提携をいたしました。

 

 当行が2018年4月にスタートさせた「中期経営計画2018」(計画期間2018年4月~2021年3月)は2020年度が最終年度となります。本計画では、前中期経営計画で掲げてきた「地域を興し、ともに成長・発展する銀行」というスローガンを継承し、その実現のための基本方針を「お客さま本位の徹底」、「地域創生への貢献」、「強靭な経営基盤の構築」としています。

 

当行は今後も、お客さまのお取引満足度の向上に努めるとともに、地銀そのものが地方の有力な金融サービス産業であるとの認識の下、堅実経営を遵守し、地域創生と地域経済の活性化に尽力してまいります。

 

 
2020年6月

筑邦銀行 頭取 佐藤清一郎